9日の日経平均株価は、上昇傾向ではあるもののさらに上値を追う状況にはならず、前週末比46円76銭高の1万5124円00銭と反発した。午後2時に内閣府が発表した5月消費者態度指数(季節調整済み)は、前月の37.0から39.3へ2.3ポイント上昇し6カ月ぶりに前月を上回った。東証1部の出来高は17億2738万株、同売買代金は1兆5672億円で5月26日以来となる1兆5000億円台にとどまった。騰落銘柄数は値上がり922銘柄、値下がり708銘柄、変わらず181銘柄。市場からは、朝方はNYダウの上昇で買い戻しが先行したが、手掛かり材料難から上値追いにはつながらなかった。一部に株価指数先物の上値を抑える格好となる売りが出ていたようだと言う。
 
9日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価が上げ幅を縮小させたことから1ドル=102円台半ばで伸び悩んでいる。午後5時現在、102円43~47銭と前週末比18銭のドル高・円安だった。始まりのドル円は、102円60銭前後で推移。午前9時前後には102円65銭近辺まで上昇したが、仲値後は102円45銭近くまで値を下げた。その後は102円50銭台でもみ合ったが、株価が伸び悩む中でドル円もじり安となり、一時は102円35銭近辺まで下落。その後は102円40銭前後で小動きとなった。朝高だった日経平均株価が伸び悩み、良好な米雇用統計や、それを受けた日米株高を材料としたドル買いが続かず、新規材料がない中で緩んだという。終盤にはややドル売りが強まり、直近はドル高基調だったので、ECB理事会や米雇用統計発表というイベントを終えてポジション調整のドル売りが出ていると言う。
 
 
今日のトヨタは小幅な上昇、三菱重工はごく小幅な下げで終わった。威勢がいいのはコマツで今日は大きく値を上げている。
 
 
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