6日の日経平均株価は、買いが先行した後は利益確定売りに押されて値を下げ、その後は先物に売りが入ったことからやや値を戻したが、方向感に乏しくもみ合って、前日比2円13銭安の1万5077円24銭と小幅ながら5日ぶりに反落だった。連日上昇による短期的な過熱感に加え、週末要因や米5月雇用統計を控え、様子見気分が尾を引いた。東証1部の出来高は21億409万株、売買代金は1兆8976億円。騰落銘柄数は値上がり1110銘柄、値下がり538銘柄、変わらず163銘柄。市場からは、日経平均は、下ヒゲのある日足陰線が並び、強弱感対立の印象だ。5月米雇用統計の結果次第だが、日柄調整を交えてもう一段高の可能性がある。ただ、週明けに『マド』をあけて下がるようなら、3月、4月の『マド』あけ後の調整相場に似た動きになる可能性もあると言う。
 
 

6日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、小幅下落。欧州勢が参加する時間帯になり、一部でポジション調整の動きなどが出ている。ただ、米雇用統計の発表を前に様子見ムードが続いており、値幅は小さい。午後5時現在、102円25~27銭と前日と28銭のドル安・円高だった。始まりは、102円40銭台で推移。日経平均株価が上げ一服となる中でドル円もやや売り優勢の展開で、午前10時すぎには102円20銭台まで押される場面もあった。しかし、積極的な売り材料もない中、下値は限定的。後半は、目立った動きがなく、こう着状態が続いた。終盤、やや売りが出ている様子も見られたが、欧州勢が参加する時間帯になり、米雇用統計を前にしたポジション調整的な動きが出ている程度と言い、大きな動きにはなっていない。
 
 
今日のトヨタはややしっかりの上げだった。三菱重工はごく小幅な上げに止まったが、コマツは大きく値を上げている。今日はこう着の割には三社とも成績は良かったようだ。
 
 
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