4日の日経平均株価は、円弱含みで値を上げたが、その後は利益確定に押されてやや値を下げ、前日比33円71銭高の1万5067円96銭と3日続伸した。TOPIXは10営業日続伸し、4年10カ月ぶりの10連勝となった。東証1部の出来高は20億9860万株、売買代金は1兆9365億円。騰落銘柄数は値上がり974銘柄、値下がり656銘柄、変わらず181銘柄。市場からは、売買代金は昨日は2兆円台に乗せたが、今日は伸びが悪い。ショートカバー中心のマーケットであり、それもほぼ一巡したとみられる。腰の据わった買いが入らないと、1万4700-4800円程度までの調整があるのではないかと言う。
 
 
4日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、新たな手掛かり材料が見当たらない中で1ドル=102円台後半でのもみ合いとなっている。午後5時現在、102円63~64銭と前日比30銭のドル高・円安だった。始まりには、102円台半ばで推移していたドル円は、第一生命による米社買収の発表などもドル買いへの思惑につながったようで、前半はじり高歩調となった。後半は日経平均株価がしっかりで始まったのを横目に102円80銭近辺まで値を上げたが、その後は利益確定売りなどに押されてやや伸び悩んだ。終盤のドル円は、材料難のため、はっきりした方向感が出なかった。米金利の上昇を受け、ドル円は前日のレンジから一段上昇したが、欧州中央銀行(ECB)理事会や米雇用統計発表を前に103円を試すのはためらわれたのだろうと言う。約1カ月ぶりのドル高・円安水準になったため、利益確定売りも出やすかったようだ。日経平均は2カ月ぶりの高値水準にあるとはいえ、一服感が出ていたことは否めず、ドル円も上値は重かった。今日、102円80銭近辺で押し返された動きを見る限り、103円台乗せには何か明確な材料が必要なようだと言う。
 
 
今日のトヨタは1円と言う最小の下げだった。三菱重工はこのところ高値が続いたので変わらず、コマツだけがやや値を上げて引けている。
 
 
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