3日の日経平均株価は、先物に引っ張られて買いが先行し、前日比98円33銭高の1万5034円25銭と続伸。終値での1万5000円台は4月4日(1万5063円77銭)以来、ほぼ2カ月ぶりとなる。終盤は、円相場がやや下げ渋ったこともあり、引けにかけて利益確定売りに伸び悩んだが、下値は限定された。東証1部の出来高は22億2657万株、売買代金は2兆30億円。騰落銘柄数は値上がり1035銘柄、値下がり617銘柄、変わらず159銘柄。市場からは、昨日大幅反発(303円高)し、今日も値を伸ばしたのは、強さを感じる。この先も4月安値にかけての押し幅の半値戻し(1万5102円)を見据え、一段高が期待されると言う。
 
 
3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後に入り利益確定売りに押され気味となったものの、終盤にかけては下値の堅さも意識され、102円台前半でもみあった。午後5時現在、1ドル=102円33~34銭と前日比36銭のドル高・円安だった。前半のドル円は日経平均株価の続伸などを眺めてしっかりで推移したが、102円50銭手前では上値が重くなり、後半は全般に軟調な展開となった。最近の値幅から考えると1営業日でかなり上昇したといえ、反動が出やすかったようだ。また、102円50銭近辺は実需売りのほか、101円台で拾った向きの利食いも出やすい水準との指摘も聞かれた。終盤は一段と軟化する場面もあった。午前中の上値の重さを見た売りや、欧州市場でドルが上げ一服となることを警戒した利益確定の売りなどが出たのではないかとされる。ただ特段の材料がないため売りも限定的で、下値は堅かった。米長期金利下落はいったん落ち着いたように見えるが、米国では経済指標の一部にまだ弱さも見られる。ドル反発の兆しもあるが、明確な材料がない状況では決め打ちはできないようだ。
 
 
今日のトヨタはそこそこしっかりで引けている。三菱重工は高値が続いて結構なことだ。コマツもそれなりにしっかりで推移している。
 
 
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