2日の日経平均株価は、大きく値を上げたが、過熱感が警戒されて上値が重くなり、前週末比303円54銭高の1万4935円92銭と大幅に反発した。終値ベースでは4月4日の1万5063円77銭以来の水準となった。東証1部の出来高は20億3751万株で、同売買代金は1兆8801億円。騰落銘柄数は値上がり1545銘柄、値下がり186銘柄、変わらず78銘柄。市場では、朝方はNYダウの上昇で買い戻しが先行。その後は、前週から下値を拾っていた比較的長めの資金が、買い指値を上げたようだと言う。
 
2日の東京外国為替市場のドル円相場は午後に入って伸び悩んだ後、一度は切り返す様子も見られたが、株高以外に新規の買い材料が見当たらず、終盤上値は重い。午後5時現在、1ドル=101円97~99銭と前週末比34銭のドル高・円安。始まりは、101円80銭前後で推移。プラスで始まった日経平均株価が上げ幅を広げるのと歩調を合わせ、ドル円もじり高となった。ただ、株価が高値もみ合いとなったことなどからドル円も102円前後で足踏みとなり、後半は利益確定売りなどに押されて伸び悩んだ。日経平均はもちあいを上放れしたような大きな上昇となったが、ドル円は米国の経済指標やECB理事会など材料待ちの状況で、日経平均の上昇に付いていけなかったようだ。しかし、101円90銭台前半では底堅さを見せており、重要イベントや指標を前に、下にも大きくは動きにくかったのだろうという。
 
 
今日は三菱重工が大きく値を上げている。トヨタもしっかり、コマツもそこそこ高値だったようだ。
 
 
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