29日の日経平均株価は、押し目買いに株価はプラス圏へ、その後は材料難で上値が重かったが、前日比10円77銭高の1万4681円72銭と6日続伸。その後は、材料不足もあって上値が重く、前日終値近辺でのもみ合いが続いた。東証1部の出来高は18億9111万株。売買代金は1兆6273億円。騰落銘柄数は値上がり805銘柄、値下がり829銘柄、変わらず176銘柄。市場からは「押し目買いが強くプラス転換したが、円高傾向が気になり、上値は限られた。ただ、日本企業は収益改善傾向にあり、日本株の割安感は強い。政府が6月にまとめる成長戦略も注目される。円高の流れに対する注意は必要だが、極端に進行しなければ、割安感を背景とした戻り歩調が続くとみられる」(大手シンクタンク)との声が聞かれた。
 
29日の東京外国為替市場のドル円相場は、米長期金利の低下などを背景に軟調な展開となった。午後5時現在は1ドル=101円56~60銭と前日(午後5時、101円76~87銭)比20銭のドル安・円高だった。始まりは、101円80銭台で推移。米金利が低下し、日経平均株価も上げ一服となるなどドルが押されやすい地合いだったこともあって、101円60銭近辺まで下げる場面があったが、前半は大きく押されることもなく、比較的狭いレンジ内での動きだった。後半も底堅い展開がしばらく続いたが、午後4時ごろから売りが強まり、101円50銭台まで押されている。米金利がここまで下がると予想していた市場参加者は少なかったため、ドル買いムードが後退しているという。終盤のドル軟化につながるような新たな売り材料は見当たらないが、米長期金利が時間外でも下落気味で推移していたため、欧州勢が売りを仕掛けてきたのではないかともいう。
 
 
今日のトヨタはしっかりと値を上げている。5,600円台でけっこうなことだ。三菱重工も小幅に値を上げている。コマツだけが小幅な下落で引けていた。
 
 
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