21日の日経平均株価は、円高とともに先物が軟化したあおりを受けて、前日比33円08銭安の1万4042円17銭と反落。売り一巡後は、切り返し歩調。円相場が伸び悩むにつれ、先物買いを交えつつ、午後2時17分に、この日の高値となる1万4054円24銭(同21円01銭安)まで引き戻した。引けにかけては、小安い水準でもみ合いが続き、1万4000円台を維持した。東証1部の出来高は17億9577万株、売買代金は1兆5680億円。騰落銘柄数は値上がり672銘柄、値下がり983銘柄、変わらず155銘柄。市場からは、日銀決定会合後の円上昇場面で日経平均は大きく崩れなかった。水準的には売り仕掛けは難しいとみられるが、上値も重いままだ。注目される黒田日銀総裁の会見で何も出なければ、あすの売り仕掛けにつながる可能性がある。チャート上では、2月以降の下値はほぼ一定ながら、上値は切り下がっており、下ブレ懸念を引きずっている」と言う。
 
21日の東京外国為替市場のドル円相場は、黒田日銀総裁の記者会見で追加緩和期待が後退して売りが強まり、2月5日以来約3カ月半ぶりに1ドル=100円台に下落した。午後5時現在は100円94~96銭と前日比44銭のドル安・円高だった。始まりは、101円20銭台で小動きを続けた。午前11時40分ごろ、日銀金融政策決定会合で現状維持となったことが伝えられると、101円40銭近辺まで20銭ほど上昇。ただ、その後はじり安となり、日経平均株価が下げ幅を拡大すると101円10銭前後まで値を下げた。午後3時半から黒田総裁が会見し、冒頭の質疑応答が終わると100円80銭台に下落。その後はもみ合った。日銀政策決定会合の声明文や黒田総裁の会見内容が、景気の先行きに従来より強気になったとされ、日銀は追加緩和に消極的との見方から失望的なドル売り・円買いが強まったという。
 
 
今日のトヨタはかなり値を下げているが、三菱重工はもっと下げ幅が大きかった。コマツが一番下げ幅が大きく、3%以上下げている。
 
 
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