16日の日経平均株価は、円高やアジア株安などで先物に売りが入り、前日比201円62銭安の1万4096円59銭と大幅に3日続落。終値での1万4100円台割れは7日(1万4033円45銭)以来、7営業日ぶり。その後は、円伸び悩みもあって、買い戻しや押し目買いを誘い、引けにかけて下げ渋ったが、戻りは限定された。東証1部の出来高は20億4189万株、売買代金は1兆8903億円。騰落銘柄数は値上がり159銘柄、値下がり1602銘柄、変わらず46銘柄。市場からは、米債券が買われ、米金利低下・日米金利差縮小に伴うドル安・円高により、株が売られるという構図にあり、一部では日経平均の予想レンジを引き下げ、1万4500円-1万3500円とする見方が出ているようだ。1万4000円辺りで売り買いが交錯しそうだという。
16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後に入って株価の下げ渋りに合わせて1ドル=101円台半ばへ持ち直した。ただ方向感に乏しく、同水準で小動きとなっている。午後5時現在は101円56~58銭と前日(午後5時、102円02~02銭)比46銭のドル安・円高だった。始まりは、米株が続落しリスクオフの流れとなったことから、ドルは朝方101円50銭前後で始まった。前半は実需のドル買いが一巡した後は、日経平均株価の下げ幅拡大に合わせて101円40銭台へ軟化。その後は101円50銭台へ上昇し、同水準でもみ合いが続いた。市場では、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測やギリシャ債の下落から米債に資金が流れ込んだことなど、複合的要因で円が強いという。ドル円は上値の重い展開が続いていることから、目先は下値を模索する展開を予想する声が多く、101円をブレークすると瞬間的に98円台を見る可能性もあるという。
今日はトヨタと三菱重工がいけなかった。2%ほども株価を下げて引けている。コマツは小幅だが値を上げたようだ。
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