12日の日経平均株価は、ドル円が動きないなどマイナス要因が多く、売りが先行して、前週末比50円07銭安の1万4149円52銭と小幅反落した。東証1部の出来高は18億2889万株。売買代金は1兆6076億円と2日の1兆5677億円以来となる低水準にとどまった。騰落銘柄数は値上がり382銘柄、値下がり1327銘柄、変わらず101銘柄。市場からは相場の先行きについて、何がインパクトを与えるか迷っている状況で、当面は需給動向に左右されそう。日経平均株価の日足ボリンジャーバンドのマイナス2シグマ(12日時点で1万3908円)程度まで調整が入ることも想定されるという冴えない予想が聞かれた。
週明け12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後に入って材料難で伸び悩み、1ドル=101円台後半で小動きとなった。午後5時現在は101円89~90銭と前週末比19銭のドル高・円安だった。始まりは、101円80銭前後で、3月の経常黒字額が市場予想を大きく下回ったのを受けて102円に乗せた。ただ、かなり前の数字で、材料としては長続きしない状況で、売り優勢となった日経平均株価をにらみ再び101円台後半へ下落した。午後は特段の売買材料もなく、同水準で小動きだった。ウクライナ東部では、住民投票が行われるなど政府と親ロシア派の対立が際だっており、市場では、どちらかと言えばリスクオフ材料との声が聞かれた。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともにそこそこ下げたが三菱重工が一番下げ幅が大きかったようだ。このところ上下の幅が大きいようだ。
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