高村正彦自民党副総裁ら超党派の国会議員による日中友好議員連盟の訪中団は5日午後、北京の人民大会堂で、中国共産党序列3位の張徳江全国人民代表大会(全人代)常務委員長(国会議長)と会談した。高村氏によると、張氏は現在の日中関係悪化について「日本側に原因がある」と述べ、沖縄県・尖閣諸島や靖国神社参拝などの問題で安倍政権の対応を厳しく批判した。
高村氏は会談で、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた安倍晋三首相と習近平国家主席の首脳会談について「安倍首相の気持ちでもある」として実現を打診。張氏は「習国家主席に伝える」と述べるにとどめた。
また、高村氏は全人代と日本の国会の間で議会交流を行いたいとの意向も伝達。張氏は「議会交流の再開が望ましい」としながらも、「日本側は問題を取り除くよう態度で示してほしい」と現状での再開には慎重な姿勢を示した。
中国との関係改善は相手がこの状態だとおいそれとはいかないだろう。何でもお気に召すようにしないと仲良くしてやらないぞと言うならそれはそれで仕方がないことだろう。大国と言うがあっちこっちで他国を力で恫喝するなど大国としての品位に欠ける。南シナ海でもフィリピンやベトナムともめている。国内でも少数民族を弾圧して問題を起こしている。力でねじ伏せてもそれだけでは問題は解決しない。何時か手痛いしっぺ返しを受けることになる。力で他国を恫喝するよりも国内問題でも目を向ければいいだろうに。郊外や民族問題、経済、手を付けなければいけないことが目白押しだろうに。
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