25日の日経平均株価は、午前中に伸び悩んだ流れを引き継ぎ、午後も円下げ渋りなどで売りが先行したが、何とか切り返し、前日比24円27銭高の1万4429円26銭と小反発だった。週末要因に加え、本格化する主要企業の3月期決算を見極めたいとの空気もあり、手控え気分が尾を引いた。東証1部の出来高は20億5452万株、売買代金は1兆7578億円。騰落銘柄数は値上がり1202銘柄、値下がり474銘柄、変わらず131銘柄。決算には敏感に反応し、局地戦の様相で、指数はカヤの外だ。来週は決算発表が増え、個別株物色の色彩を一段と強めてくるだろう。ただ、30日の日銀金融決定会合に向けて、仕掛け的な動きが出るかもしれないと言う。
25日の東京外国為替市場のドル円相場は、来週の米雇用統計など重要イベントを前に様子見ムードが強く、小動きに終始した。午後5時現在は1ドル=102円27~28銭と前日比11銭の小幅ドル安・円高だった。始まりは、4月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表されるとドル買い・円売りが優勢となって上昇。前半は、国内輸入勢の買いや日経平均株価の上昇を受けて102円50銭近辺を付けた。しかし上昇は続かず、買いが一巡すると102円前半へ下落しもみ合いとなった。来週は4月の米雇用統計や日米金融政策決定などの重要イベントが控えており、市場では、積極的な売買は手掛けにくいと言う。また、来週は日銀の金融政策決定会合があり、黒田総裁の発言に注目が集まる。8日の会見のように市場の期待をそぐ発言があれば、101円半ば程度まで下落の余地があるとも言う。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに株価と同様に小幅な上昇だった。もう少し上げてくれると良いが、当面大きく株価が動くことはないように思える。
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