23日の日経平均株価は、売り買い交錯状態から徐々に買いが優勢となり、最後は先物に押されて、前日比157円50銭高の1万4546円27銭と3日ぶりに大幅反発し、高値引け。終値での1万4500円台は21日(1万4512円38銭)以来、2日ぶり。東証1部の出来高は17億5026万株、売買代金は1兆5436億円。騰落銘柄数は値上がり1301銘柄、値下がり361銘柄、変わらず143銘柄。市場からは、閑散に売りなしの状態だが、基本的には、きっかけ待ちであり、指数は先行き上にも下にも振れる水準にあるとのことのようだ。

 
23日の東京外国為替市場のドル円相場は、来週に米雇用統計などのイベントを控えて売買が活発化せず、1ドル=102円台半ばでもみ合いとなった。午後5時現在は102円51~52銭と前日比02銭の小幅ドル高・円安だった。始まりは、ドルが102円60銭前後、前半は102円70銭近辺へ上昇した。その後、1~3月期の豪消費者物価の弱い内容が、かなりサプライズとなったため豪ドル円が急落、ドル円も上値が重くなり102円50銭を中心としたもみ合いが続いた。ドル円相場は102円台半ばを中心とした取引が続いており、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)などのイベントを過ぎるまではレンジ取引ではないかと言う。23日夜にはオバマ米大統領が来日する。市場では、環太平洋連携協定(TPP)交渉の動向に注目したいと言うが、落としどころが見つかれば日本株高・円安だろうが、交渉の難航が伝わっており、市場の期待はそれほど高くないと言う見方もあるようだ。
 
 
今日のトヨタは小幅な下落で引けている。逆に三菱重工とコマツは小幅な上昇だった。円高傾向がトヨタの上値を抑え込んだのだろうか。
 
 
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