21日の日経平均株価は、大引け直前までプラス圏で推移したが、最後にマイナスに転落して、前週末比3円89銭安の1万4512円38銭と小反落して取引を終了。東証1部の出来高は17億7902万株、売買代金は1兆3074億円と低水準ながら、前週末18日からは増加に転じた。騰落銘柄数は値上がり664銘柄、値下がり970銘柄、変わらず169銘柄。市場からは、消費税増税の景気への影響や今週から本格化する14年3月期の決算内容を見たいというムードが強く、腰の据わった買いは、決算状況がある程度望める状況になるまで期待しづらいと言う。
 
週明け21日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価が上げ幅を縮小したことから、午後は1ドル=102円台半ばに伸び悩んだ。午後5時現在は102円53~54銭と前週末比16銭のドル高・円安だった。始まりは、3月の貿易収支で赤字幅が市場予想を上回ったことを手掛かりに、ドル買い・円売りが優勢となった。日経平均株価の上昇を横目に102円70銭近辺まで上昇する場面も見られたが、午後に株価が落ち込むと伸び悩み、一時102円40銭台まで下落。その後は102円台半ばで推移している。市場では、貿易赤字の拡大はドル円を一時的に下支えしたと受けとめられたが、一段の円売りを誘う材料はなく、上値は限られた。
 
 
今日のトヨタは小幅な上昇、逆に三菱重工とコマツは小幅な下落で引けている。消費増税で経済がどの程度落ち込むか、今後はその辺りが注目だろう。
 
 
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