防衛省は20日、航空自衛隊那覇基地(那覇市)に早期警戒機(E2C)で編成する部隊を新設した。沖縄県・尖閣諸島の周辺海域での中国による領空・領海侵犯への警戒を強めるため。小野寺五典防衛相は発足式で「中国の活動は一層拡大している。南西地域の警戒監視体制が拡充されると確信している」とあいさつした。
尖閣を含む南西海域の警戒については、これまでは三沢基地(青森県)配備のE2Cを那覇基地に派遣していた。だが、中国機の領空侵犯などによる戦闘機の緊急発進(スクランブル)も急増したため、4機を那覇基地に常駐させる形で新部隊を発足させた。小野寺氏は記者団に「来年度までにF15戦闘機を那覇基地に増強し、体制を充実させていきたい」と述べ、警戒体制を強化する方針を示した。
尖閣を含む南西海域の警戒については、これまでは三沢基地(青森県)配備のE2Cを那覇基地に派遣していた。だが、中国機の領空侵犯などによる戦闘機の緊急発進(スクランブル)も急増したため、4機を那覇基地に常駐させる形で新部隊を発足させた。小野寺氏は記者団に「来年度までにF15戦闘機を那覇基地に増強し、体制を充実させていきたい」と述べ、警戒体制を強化する方針を示した。
何だか臨戦態勢のような配備状況だが、F15の増強と併せて南西諸島の空の防衛は飛躍的に強化される。それでも数を頼みに押してくる中国に対抗するのはなかなか大変だろう。戦闘機の増備も難しい状況ではこれ以上配備数を増やすのは不可能でスクラップアンドビルドで配備を強化するしかない。次期主力戦闘機F35の早期配備と次次期の国産戦闘機に期待したい。
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