15日の日経平均株価は、先物買いに引っ張られて値を上げたが、安部総理と日銀総裁の会談内容にめぼしいものがなかったことなどで値を下げ、前日比86円65銭高の1万3996円81銭とそれでも3営業日ぶりに反発だった。最後は先物に比較的まとまった売り物が出たこともあり、午後2時31分には、この日の安値となる1万3969円17銭(同59円01銭高)まで押し戻された。その後の戻りは鈍く、1万4000円台は維持できなかった。東証1部の出来高は17億4982万株、売買代金は1兆5682億円。騰落銘柄数は値上がり946銘柄、値下がり676銘柄、変わらず181銘柄。
 
15日の東京外国為替市場のドル円相場は、海外市場の流れを引き継ぎドル買いが優勢となったが、地政学リスクも意識されて上値は重く伸び悩んだ。午後5時現在は1ドル=101円79~80銭と前日比20銭のドル高・円安だった。始まりは、3月の米小売売上高の好結果を受けてドル買いが進み、101円90銭台で始まった。後半は、安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁の会談を受けて一時102円近辺まで上昇したが、その後押し戻され101円台後半でもみ合った。市場では、政府から日銀へ追加緩和の要請があるとの期待でドル高・円安に振れたが、『要請はない』と伝わりドル安となったようだ。一方で、ウクライナ情勢不安を起因としたリスクオフの流れは続いており、株などのパニック売りには発展せずとも、一段のドル円上昇には時間がかかるという。
 
 
今日のトヨタは昨日買われたせいか小幅な下落、逆に三菱重工とコマツは小幅な上げで引けたようだ。
 
 
日本ブログ村へ(↓)