2014年4月12日、RFI中国語版は記事「米メディア:中国が尖閣を占領すれば米軍が撃退する」を掲載した。

米軍準機関紙・星条旗新聞によると、米軍海兵隊の日本駐留部隊トップのウィスラー司令官は11日、記者との朝食会に出席。日中は互いに抑制するべきだと発言しつつも、現場の判断ミスから武力衝突に発展する可能性は否めないと指摘した。

その場合、米軍の力で尖閣諸島の奪還は可能だとの見方を示した。「尖閣諸島は小さな島々の集合体で、驚異の排除に兵士の上陸は必要ないのではないか」と指摘。海空の攻撃で相手方上陸部隊の排除が可能だとの見方を示した。ただし発言は具体的な軍事計画を明かすものではなく、単なる推測を語っただけとも付け加えている。

先日、ヘーゲル米国防長官が日本を訪問。小野寺五典防衛相と会談した際に、尖閣諸島は日米安保条約の適用範囲内にあると言明し、米軍が防衛義務を負うとの立場を明確にした。
 
 
尖閣諸島は小さな島で多数の兵士を上陸させれば攻撃の目標になるだけだ。せいぜい1個中隊か2個中隊程度が限度だろう。その兵士を養い戦闘を継続させるには制空制海権を確保して兵站補給を継続できることが条件となるが、現在の中国では制空権も制海権も確保できないだろう。そうなると日米空軍の空爆で上陸軍は一掃されてしまう。中国様も制空制海権が確保できる見通しが立たない限り手は出せないだろう。
 
 
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