11日の日経平均株価は、午後は一時買いが入って下げ止まったが、その後、もみ合いから先物が売られて軟化し、前日比340円07銭安の1万3960円05銭と大幅反落。終値で、2月4日に付けた年初来安値1万4008円47銭を更新し、13年10月8日(1万3748円94銭)以来の安値水準となった。週末要因に加え、手掛かり材料に乏しく、見送り気分が強まった。東証1部の出来高は23億8848万株、売買代金は2兆4143億円。騰落銘柄数は値上がり205銘柄、値下がり1523銘柄、変わらず75銘柄。
 
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、実需買いによる下値の底堅さから買い戻しも入り、下げ渋った。午後5時現在は1ドル=101円72~73銭と前日比で変わらずだった。始まりは米株安などを受けてドル安となり、101円台半ばで始まった。その後、日経平均株価が1万4000円を割り込んだのを受け一時約3週間ぶりとなる101円30銭近辺へ下落。しかし底値ではエネルギー関連企業などのドル買いが旺盛で、101円台後半へ値を戻した。終盤は一段高となり、101円80銭前後でもみ合いとなったようだ。後半のドル高・円安の背景について、市場では、日経平均株価は先物では1万4000円台を回復したことから、値頃感もあってドル買いが後押しされたようだ。一方でこのところの株買い・円売りの巻き戻しはまだ残っているとの見方もあり、来週は米経済指標の発表が相次ぐ。弱い内容なら米長期金利低下、ドル売りもあり得るとも言う。
 
 
機能大きく下げたトヨタは今日は小幅な下げに止まった。三菱重工はやや大きく下げている。コマツはこれも小幅な下落で引けたようだ。
 
 
日本ブログ村へ(↓)