8日の日経平均株価は、円が伸び悩んだことで買いが入り、もみ合った後に先物が売られ、前日比201円97銭安の1万4606円88銭と大幅に3日続落。全面安商状となり、ほぼ安値で引けた。終値での1万4700円台割れは3月28日(1万4696円03銭)以来、7営業日ぶり。午後に先物売りを交えて軟化したあと、いったん下げ渋る場面もあったが、買い気は鈍く、再び売りに押され、午後2時56分には、この日の安値となる1万4605円31銭(同203円54銭安)まで下落した。東証1部の出来高は19億7014万株、売買代金は1兆9680億円。騰落銘柄数は値上がり139銘柄、値下がり1631銘柄、変わらず32銘柄。
 
8日の東京外国為替市場のドル円相場は、黒田日銀総裁が追加緩和について否定的な発言をしたのを受け、1ドル=102円台後半で弱含んでいる。午後5時現在は102円78~80銭と前日比33銭のドル安・円高だった。始まりは、103円05~10銭前後で取引されていたが、日経平均株価が寄り付き直後に軟化すると102円70銭近辺まで下落。その後は安値圏でもみ合った。正午前に日銀金融政策の現状維持が決定されると、買い安心感から押し目買いが入り、一時103円台を回復したが、一巡後は再び102円80~90銭台で小動きとなった。後半、午後3時半から黒田日銀総裁の記者会見が開かれ、現時点で追加緩和は考えていないとの発言が伝えられると、102円60銭近辺まで下げる場面もあった。その後はやや戻しているものの、102円80銭前後で上値の重い展開になったようだ。日銀金融政策の現状維持については「予想通り」との受け止め方が大勢。一方、黒田総裁の記者会見に関しては、あれほどはっきりと追加緩和に否定的な発言をするとは思わなかったとの声も聞かれた。
 
今日はトヨタ、三菱重工は大きく値を下げて引けている。特に三菱重工がひどいようだ。コマツはこの2社から比べればずい分と小幅な落ち方のようだ。
 
 
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