理化学研究所の小保方晴子さんらの論文に不正があるとされた問題で、論文の共同研究者が会見し、「STAP細胞があるかないかを見極めるため、検証作業を行う」と述べた。一方、小保方さんも9日に会見すると発表した。

論文の共同研究者の一人で、理化学研究所の丹羽仁史プロジェクトリーダーは、論文を取り下げる考えを明らかにした上で、理研による検証計画の実施責任者を引き受けた理由を述べた。

丹羽氏「科学者としてこういう現象(STAP細胞)があるかないかということはぜひ知りたい。今、まったく予断のない状況から考えて、それを自分の目で見極めたい」

理研は、1年をかけて論文に記載された方法と、より厳密に証明する方法とで検証し、7月下旬にも中間報告を発表するとしている。小保方さんは検証に加わらないという。

一方、小保方さんの代理人によると、小保方さんは現在、大阪府内の病院に入院中で、理研の最終報告書に対して8日に不服申し立てを行う予定だという。そして9日午後に大阪市内で小保方さん自らが記者会見を開く予定で、「私が改ざん・ねつ造したという内容については納得できない。きちんと私の口から説明します」と話しているという。
 
 
科学と言うのは白黒がはっきりとつく分野と思っていたが、そうでもないようだ。ただ、結果が出たのであればそれを証明して示せばいいことで画像を入れ替えたりデータを張りかえたりする必要もないだろう。正しい写真もあると言うことだし、・・・。STAP細胞が存在するかどうかが問題の核心なのだが、会見もねつ造・改ざんの解釈のあり方に終始しそうですっきりとした結論は出ないだろう。最初から余計な手を加えずに実験の結果を素直に示せばいいと思うのだが、・・。小保方氏と言う女性、科学者よりも政治家にでもなった方が大成したかもしれない。なかなかの野心家のようだし、・・・。
 
 
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