7日の日経平均株価は、円高傾向や先物に大口の売りが出たことを嫌気したのか、大幅続落し、前週末比254円92銭安の1万4808円85銭で取引を終了。前月末から前週にかけて上昇した分の「スピード調整」との見方があったようだ。また、東証1部の出来高は17億7871万株、売買代金は1兆6658億円と低水準にとどまった。騰落銘柄数は値上がり216銘柄、値下がり1513銘柄、変わらず72銘柄だった。
7日の東京外国為替市場のドル円相場は、前週末にドル高が急激に進んだ反動で、いったん売り戻す動きが優勢となり反落した。午後5時現在は1ドル=103円11~12銭と前週末比79銭のドル安・円高だった。始まりは、米株安などを背景にドルが下落したことから、103円30銭近辺で始まった。8日に日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、前半は様子見ムード。後半は、取引が薄い中で投機筋の売りで一時103円00銭近辺に下落したが、その後は買い戻す動きもみられた。前週末発表された3月の米雇用統計は、おおむね事前予想どおりで、市場では、良しあしどちらとも取りがたく、材料視しづらい内容だったとの見方があった。ただ、ドル売りは一時的で、長い目で見ればドル買いの流れは変わらないという。
今日はトヨタ、三菱重工はしっかりと下げた。まあ、仕方がないだろう。コマツだけが小幅な下げに止まったが、ドル安の影響の出にくい企業だからだろうか。
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