4日の日経平均株価は、先物への売りなど売りが先行して安値模様から米国雇用統計見たさに安値でもみ合い、前日比8円11銭安の1万5063円77銭と3日ぶりに小幅反落。週末要因に加え、現地4日に3月米雇用統計の発表を控え、様子見気分が尾を引いた。東証1部の売買代金は1兆5663億円と今年最低となり、出来高は17億44万株と今年2番目の低水準。騰落銘柄数は値上がり769銘柄、値下がり890銘柄、変わらず142銘柄。
 
4日の東京外国為替市場のドル円相場は、3月の米雇用統計の発表を控え模様眺めとなり、1ドル=103円90銭近辺で横ばいとなった。午後5時現在は103円90~90銭と前日比01銭のドル安・円高だった。始まりには、103円90銭近辺で取引されていたドル円は、手掛かりとなる材料に乏しく小動きで推移した。今晩の米雇用統計の発表を控え、新たなポジションは張りにくい状況で、後半も積極的な売買は手控えられた。同統計では、非農業部門の就業者数が前月比20万人増と見込まれている。市場では、20万人の大台となれば4カ月ぶりで、予想通りならややドル高が予想されるという。ここ数日で進んだドル高・円安の速さに対しては、株などに比べ為替のみが小動きだったので、さほど違和感はないという。一方で、今日105円を試すのは難しいだろう。円安のスピードが早く揺り戻しが起こりやすいという見方もあるようだ。
 
 
今日のトヨタはやや安値で引けている。ドルの上値が重かったせいだろうか。三菱重工は小幅続伸、コマツはしっかりだった。
 
 
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