2日の日経平均株価は、先物に刺激されて買い優勢となり、円安も後押しして、前日比154円33銭高の1万4946円32銭と大幅反発だった。終値での1万4900円台は3月11日(1万5224円11銭)以来の高値水準となる。買い一巡後にしばらく高値圏で底堅さを維持したが、円下げ渋りとともに先物に大口売りが断続的に出て、伸び悩んだ。午後2時34分に1万4930円40銭(同138円41銭高)まで押し戻され、引けにかけて停滞した。東証1部の出来高は25億1849万株、売買代金は2兆2963億円。騰落銘柄数は値上がり807銘柄、値下がり858銘柄、変わらず134銘柄。
2日の東京外国為替市場のドル円相場は、前日の米株高を背景としたリスク選好の動きが続き続伸した。午後5時現在は1ドル=103円80~81銭と前日比50銭のドル高・円安だった。前日の海外市場で米株高につられドルが買われたことから、103円60銭台で始まったドル円は、日経平均株価が1万5000円台を回復すると上伸。104円をうかがったが、利益確定の売りに押された。後半は、株高が一服し、103円80銭前後でもみ合い。全般に上げの材料が少なく小動きとなった。2日は日銀が、企業の物価見通しを公表。市場では、物価目標に届かず、日銀による一段の金融緩和期待は後退せず、円安トレンドが続いているという。週末には3月の米雇用統計が発表されるが、市場は良い結果を一部で織り込み始めており、一時的に104円を付けたとしても上値は重いだろうとの見方が大方のようだ。
今日のトヨタは小幅ながらしっかりの上げ、三菱重工はなかなか元気が良い。コマツは小幅ながらこれもしっかりのようだ。
日本ブログ村へ(↓)