納車になってからまだろくに乗っていないCB1300スーパーボルドールだが、その印象はというと、まず、6速のミッションだが、これは大正解だろう。高速を流す時には6速はまことに便利だ。しかも6速80キロからでもアクセルを回せば驚くほど加速する。走りも滑らかで静かなので6速を加えた効果は絶大だろう。
 
 
次にLEDヘッドライトだが、これも夜間は極めて明るい。ハロゲンとは比較にならない。これも正解だろう。ただ、スタイリングはキープコンセプトでセミカウルの形状は大きく変わってはいないのでLEDに変えて大胆なデザインという意図はなかったのだろう。
 
 
セミカウルも前の型に比べると張り出しが小さくなっているように思う。防風効果はと言っても前の型には乗っていないので何とも言えない。400Xの大型ウィンドスクリーンの方が効果があったように思うが、まあむき出しのバイクのことだからこんなものと思っている。
 
 
シフトポジション表示はまことに便利、6速になるとギアがどこに入っているか忘れてしまうことがあるが、ポジションが大きく表示されるので今ギアが何速か一目瞭然で2速、3速で発進してエンストすることもないだろう。その他、外気温やら走行距離やら燃費などいろいろ表示する機能があるが、これらは未だあまり恩恵には浴していない。
 
 
シート下の収納は11リッターと言うが、ETCがついているのでそれほど入るのかと言うほどのスペースしかない。週刊誌の2,3冊は入りそうだが、・・・。それよりもカウル左右のポケットの方が小物を入れておくのに便利かもしれない。
 
 
バーエンドキャップは大きく長いのでこけた時に車体へのダメージを軽減してくれそうだ。特にカウルを守ってくれそうなので安心している。エンジンガードもついているので立ちゴケには役に立つだろう。
 
 
リアカウルも低くなっていて跨る時に便利と言うが、これも400Xよりは跨り易いかもしれない。足つき性は400Xとさほど変わらない。やや低くなっているかなと言う程度だ。ライディングポジションは400Xよりはやや前傾姿勢になるが、跨れば自然にニーグリップ姿勢が取れるのでこれも悪くはないだろう。シートの取り外しも400Xよりは簡単なようだ。全長も短いように感じる。
 
 
二眼メーターはトラッドな印象で悪くはないが、走行中に時速などを見るにはデジタル表示の方が見やすいかもしれない。速度計よりもタコメーターの方を見て回転数で大まかな速度を知るという使い方が良いのかもしれない。
 
 
車全体の作りは豪華な印象を受ける。400XやNC系の2倍もする価格なので作り込みは丁寧で豪華なのは当然だろうが、キズをつけると高くつきそうだ。まだ100キロも走っていないのでこれから1000キロほども乗らないとなかなか印象はつかみ難いが、走り心地は非常に素直で悪い癖は全く感じない。
 
 
確かに誰でも安心して乗れるバイクだろう。カーブでも非常に安定した走りをする。また大きいバイクの割には素直によく動く。この辺りは20年磨き上げた完成品と言えるだろう。もっと乗りたいのだが、年度初めで忙しいのと夜は歓迎会などが多くてなかなかバイクに触れる機会がない。もう少し乗り込んだらまた印象を書こうと思う。
 
 
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