今日は東京モーターサイクルショーを見に行って来た。時間がなかったのでかけ足だったが、ビクトリーのハマーやドカティのディアベルの実車を見ることができた。ハマーは車体のカーブがきれいなバイクだ。ディアベルは何だか筋肉の塊のような不思議な印象がある。もっとも好きなバイクではないが、・・。
 
 
会場はかなり込み合っていたが、バイクよりもブースのおねえさん目当ての入場者が相当大量にいたのではないだろうか。どこのブースもバイクよりもおねえさんの写真を撮ろうとしている御仁がかなり多かったように思う。
 
 
ホンダのブースでNM4を見たがやはり変形のクルーザーだった。会場は1時間程度で切り上げて帰って来た。バイクもこの半年ずい分と雑誌で研究したので実車を見てもあまり感動がなかったし、おねえさんたちにも興味がないので。それに人込みは苦手なもので、・・。
 
 
ところで今日は大雨でバイクには乗れなかったが、400XとCB1300を比べると、400Xは9500回転で47馬力、トルクは7500回転で3.8キロ、CB1300は7000回転で101馬力、5500回転で11.7キロという値だ。排気量で3倍のCB1300の半分程度の馬力を絞り出しているのは回転数を上げているからだ。
 
 
CB1300のエンジンも9000から1万回転も回せば多分140馬力程度にはなるのだろう。ただ、考えて見るとバイクのエンジンを1万回転も回すというシチュエーションが思いつかない。400Xの時の常用域は3000から5000回転程度で一度7500回転くらいまで回した時は股の間に電動按摩器でも挟んでいるようだった。だから通常は30から35馬力程度が実用域だろう。
 
 
そうするとちょうど排気量と出力が釣り合うことになる。400Xも元気の良いバイクで十分に実用性もあるのだが、やはり高速などで回すとややピーキーな印象が出てくる。これはCB400でも一緒だろう。スズキのGSR400は12000回転で61馬力だが、一般道ではここまでは回せないだろう。
 
 
CB1300も未だ80キロ程度しか乗ってはいないが、大体実用域は2000から3000回転程度で一般道では十分に乗り切れる。高速で5000回転弱まで回したら後ろに吹っ飛びそうな感じがした。あまり加速の必要のない状況では低いエンジン回転でゆったりと流すことができるし必要ならいくらでもパワーを取りだすことができる。馬力は保険だと言った人がいたが、まさにその通りかもしれない。
 
 
ところでNCシリーズのエンジンはフィットの1.5リッターエンジンの半分を使っているという話を聞いたが、CB1300はフィットなどのコンパクトカーに使っている1.3リッターエンジンそのままじゃないのか。性能も似通っているようだが、・・・。まあ車に比べると格段に小さいバイク市場だからいちいちエンジンなどを一から開発していたら引き合わないだろう。小型のエンジンは別にしても。
 
 
しかしエンジンが何であれあまり高回転高出力を狙わずほどほどのところで止めているのは正解だろう。ただ、7000回転くらいだと回せそうなのでやってみたくなりそうなのが困ったものだ。その辺の道路で回したら間違いなく警察様に捕まるだろう。まあ、ゆったりと流して走ることにしようと思う。
 
 
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