27日の日経平均株価は、円が弱含んだことから、その後は下げ幅を縮小、円が1ドル102円台に下落したこともあって、プラス転換し、前日比145円73銭高の1万4622円89銭と続伸。戻り売りに上げ幅を縮小する場面もあったが、株価指数先物買いもあり、大引けにかけて強調展開となった。東証1部の出来高は25億8396万株、売買代金は2兆4748億円。騰落銘柄数は値上がり920銘柄、値下がり756銘柄、変わらず99銘柄。
27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後に日経平均株価が急上昇したことで買い戻しが入ったが、終盤は買いも一服し、やや伸び悩んだ。午後5時現在は1ドル=102円10~11銭と前日比18銭のドル安・円高だった。始まりは、ドル売りが進んだ海外の流れを引き継ぎ、101円90銭台で始まった。前半は、日経平均株価が下落したため売りが強まり、一時101円70銭台まで下落。その後は株価の下げ幅が縮まるにつれてやや水準を切り上げた。101円台では輸入企業などの買いも入りやすかったようだ。後半は、日経平均株価が急反発したことにつられてドル円も上昇した。ただ、102円台半ばにかけては売り圧力も強く、終盤は102円20銭前後で推移したようだ。市場では、米金利の先行きに方向感が出ない限りは上下に動きづらいいう。新年度に向けた資金流入期待もあるものの、ドル円がさらに上昇するには材料不足との見方もあるようだ。
今日のトヨタは昨日に引き続き大きく値を上げて引けている。三菱重工はこれもまたしっかりで引けたが、コマツだけがやや値を落としたようだ。
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