19日の日経平均株価は、先物売りや中国経済の不透明さに押されたが、ドル高が先物買いを誘い、前日比51円25銭高の1万4462円52銭と続伸。午後2時5分には、この日の高値となる1万4663円54銭(同252円27銭高)を付ける場面があった。その後は、円下げ渋りもあって、引けにかけて急速に伸び悩んだ。東証1部の出来高は22億7712万株、売買代金は2兆774億円。騰落銘柄数は値上がり571銘柄、値下がり1082銘柄、変わらず142銘柄。
 
19日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の金融政策発表を前に積極的な取引が手控えられ、小動きとなった。欧州勢参入後も上値が重い展開が続いているようだ。午後5時現在は1ドル=101円57~58銭と前日比7銭のドル安・円高だった。始まりは、ウクライナ情勢に対する警戒感からドルが売られ、101円50銭前後で始まった。前半は、ドル売り優勢となり、日経平均株価がマイナス圏に転じたのを眺めて101円20銭台まで弱含んだが、後半は、株価の切り返しを受けて101円60銭台まで買い戻された。年度末を控えた調整的な買いも出ているようだとの指摘も聞かれたが、欧州勢が参加し始める時間帯にはFOMCの結果を見極めたいとしてやや伸び悩んでいるようだ。市場の注目は、欧米時間に予定されている米金融政策の結果発表とイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見。米量的緩和の縮小継続は既に織り込まれている。フォワードガイダンスの修正について、イエレン議長がどのような認識を示すかが焦点だとの見方があった。
 
 
トヨタとコマツは今日も下落で引けている。ドルの先行き不安や中国経済の不透明感が影響しているのだろうか。三菱重工だけが小幅な上昇だった。
 
 
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