17日の日経平均株価は、ウクライナ情勢を嫌気した売りに押されて、4日続落し、前週末比49円99銭安の1万4277円67銭で取引を終了した。午後2時すぎに、一時124円45銭安の1万4203円21銭まで下げる場面が見られた。ただ、積極的に売り込む動きは見られず、下げ渋って取引を終えた。東証1部の出来高は19億9496万株、売買代金は1兆8680億円。騰落銘柄数は値上がり213銘柄、値下がり1511銘柄、変わらず68銘柄だった。
 
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、下げ渋った。クリミアで行われた住民投票でロシア編入支持が多数を占めたことを受け、売りが先行したが、その後は買い戻された。欧州勢参入後は、堅調に推移している。午後5時現在は1ドル=101円55~59銭と前週末比20銭のドル安・円高だった。始まりは、ウクライナ情勢への懸念でドル売りが進み、101円30銭台で始まった。週末に中国人民元の変動幅拡大が発表されたが、週明けの金融市場への影響が軽微だったこともあって買い戻され、前半で101円50銭台まで値を上げた。後半は、軟調な株価を眺めて一時伸び悩んだが、大引けに株価が下げ渋り、ドル円はしっかりとなった。終盤は、101円50銭前後でもみ合ったようだ。市場では、ウクライナ情勢については様子を見るしかないとの声が多く、ロシア側の出方と欧米の経済制裁の中身が注目されている。また、市場の関心は18、19両日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)に移りつつあるという。
 
 
今日のトヨタは小幅に上げている。ドルが頑張ったせいだろうか。三菱重工とコマツはどちらも大きく下げているようだ。
 
 
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