13日の日経平均株価は、売り買いが交錯して小幅な値動きとなっていたが、中国経済指標が予想よりも低かったことを嫌気して売りが先行、前日比14円41銭安の1万4815円98銭と小幅続落だった。中国経済指標では、1-2月の鉱工業生産が前年比8.6%増(市場予想9.5%増)、同期間の小売売上高は同11.8%増(同13.5%増)だった。東証1部の出来高は16億9824万株、売買代金は1兆6317億円。騰落銘柄数は値上がり733銘柄、値下がり896銘柄、変わらず161銘柄。
13日の東京外国為替市場のドル円相場は、中国の経済指標悪化を受け、投資家のリスク回避姿勢が強まり続落した。午後5時現在は1ドル=102円59~60銭と前日比29銭のドル安・円高だった。始まりは、強い内容の機械受注を受けて欧米時間の水準からやや水準を切り上げた102円80銭台で売り買いが行われたが、日経平均株価の伸び悩みや日銀の国債買い入れに絡んだ円金利の上昇に伴い、1ドル=102円60銭台まで弱含んだ。後半は、中国の鉱工業生産と小売売上高がいずれも市場予想を下回る伸びとなったことでさらにドル売り・円買いが優勢となり、終盤には一時102円40銭台まで下落、その後はやや戻したようだ。市場では、中国の経済指標が予想より下振れして株価も下落したことで、リスクオフムードが強まったとみられている。また、中国経済をめぐるリスクは織り込まれつつあるものの、目先はドル円の上昇は見込みづらいと言う。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに小幅な下落で引けているのは日経平均に準じているからだろうか。
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