12日の日経平均株価は、中国景気の先行き懸念や、アジア株安などが重しとなり、引けにかけても安値圏で推移し、前日比393円72銭安の1万4830円39銭と大幅反落。終値での1万4900円台割れは5日(1万4897円63銭)以来、5営業日ぶり。東証1部の値下がり銘柄数は全体の93%に達し、ほぼ全面安となった。後場寄り付きから、様子見気分が先行、しばらく前場終値1万4893円65銭辺りでもみ合いが続いたが、円の伸び悩みなどでやや戻した。しかし、その後は売り物に押され、午後2時24分には、この日の安値となる1万4828円18銭(同395円93銭安)を付ける場面があった。東証1部の出来高は20億2048万株、売買代金は1兆9019億円。騰落銘柄数は値上がり79銘柄、値下がり1667銘柄、変わらず44銘柄。
 
12日の東京外国為替市場のドル円相場は、株安や中国経済に対する懸念などを背景にドル売りが優勢となり、反落した。午後5時現在は1ドル=102円88~89銭と前日(午後5時、103円18~20銭)比30銭のドル安・円高だった。始まりは、米国時間に1ドル=103円を割り込むなど売りが強まったことから、102円80銭台で始まった。前半は、103円近くまで買われたが、日経平均株価の下落につれて売りが強まる場面があった。その後は上海株の持ち直しでいったん切り返したが、後半に入ると、日経平均株価の下落幅拡大で再び売りが強まった。終盤は、102円台後半で推移したようだ。市場では、大幅株安となった中でも、ドル円の下値は底堅いとみられている。また、本日は製造業大手の春闘をめぐる回答集中日でベースアップ回答が相次いだが、株価の反応は鈍く、終盤はドル円の売りが強まったとの声も出ていたようだ。
 
 
今日のトヨタは大きく値を落として引けている。三菱重工もいけない。コマツだけがやや小幅な下落だったが、総じて今日はいけないようだ。
 
 
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