4日の日経平均株価は、午後に買いが集中して値を上げた後、売り買いが交錯して値を下げたが、前日比69円25銭高の1万4721円48銭と5営業日ぶりに反発した。終値での1万4700円台は2月28日(1万4841円07銭)以来の高値水準となる。円相場が下げたことが買いを呼んだようだが、概ねの相場は14500円程度から1万5千円程度の間だろう。東証1部の出来高は19億3199万株、売買代金は1兆7706億円。騰落銘柄数は値上がり1310銘柄、値下がり377銘柄、変わらず99銘柄。
4日の東京外国為替市場のドル円相場は、株高やウクライナ情勢に関する報道などを受けて上昇した。午後5時現在は1ドル=101円79~80銭と前日比45銭のドル高・円安だったようだ。始まりは、2月の米ISM製造業景況指数の改善やウクライナ情勢の緊迫化など強弱双方の材料で小動きとなり、101円40銭前後で始まった。前半は、日経平均株価の持ち直しを眺めながら101円70銭台まで上昇した。後半に入ってオーストラリア準備銀行(RBA、中銀)が政策金利の据え置きを発表すると、クロス円が値を下げる場面も見られたが、ドル円への影響は限定的だった。終盤は一時急伸し、102円に迫ったようだ。終盤の上昇については、ロシアのプーチン大統領が、軍事演習中の部隊に基地に帰投するよう命じたとの報道があったことが材料視され、ユーロ主導でドル円も買われたようだ。市場では、2月の米雇用統計が発表される7日までは、ウクライナ情勢に注目が集まりやすいとして、振れやすい相場展開になるとみられている。
今日のトヨタはドルが上げるとやはり強い。しっかりと値を上げて引けている。三菱重工もそれなりにしっかりで引けたようだ。コマツも小幅ながら値を上げているのは結構なことだ。
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