27日の日経平均株価は、アジア株の堅調などから値を伸ばしたが、上値の重さに嫌気したのか、先物に売りが出てマイナス圏に沈み、前日比47円86銭安の1万4923円11銭と続落、方向感に欠ける展開となった。マイナス転換後は買い戻しや押し目買いが下値を支えていたが、引けにかけ弱含んだ。東証1部の出来高は22億4916万株。売買代金は1兆9778億円と3日連続の2兆円割れ。騰落銘柄数は値上がり440銘柄、値下がり1224銘柄、変わらず117銘柄。
 
27日の東京外国為替市場のドル円相場は、欧米勢参入後も材料難から模様眺めとなり、1ドル=102円台前半で小動きとなっている。午後5時現在は102円34~37銭と前日比ほぼ横ばいで推移したようだ。ドルは、昼すぎにプラス圏に切り返した日経平均株価を眺めてやや強含んだものの、株価が再び軟調に転じると上値も重くなり、その後は狭いレンジでもみ合った。全般に材料難から模様眺め気分が強く、東京市場でのドル円の値幅は20銭強にとどまった。寒波の影響が残る米経済指標は、正確な米経済の実体を把握できないため、目先は材料視しにくい状況。一方、ウクライナの政情不安や人民元急落に伴う中国経済の先行き不安といった材料が加わり、市場では、来週末発表の2月の米雇用統計まで102円台のボックス圏相場が続きそうで、ムード的にはリスクオフに傾きやすいと言う。
 
 
今日のトヨタは小幅な下落で引けている。ドルの様子見にお付き合いというところだろうか。三菱重工も小幅な下落、コマツは変わらずだった。
 
 
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