18日の日経平均株価は、円安傾向や先物への買いに押されて、前日比450円13銭高の1万4843円24銭と大幅続伸し、上げ幅は今年最大。終値での1万4800円台は今月12日(1万4800円06銭)以来4営業日ぶりで、1月31日(1万4914円53銭)以来11営業日ぶりの高値水準となる。引けにかけては伸び悩んだが、高値圏は維持した。日銀が貸出支援基金の拡充・期間延長を決めたことが一定の評価を受け、会合後の黒田日銀総裁の会見で追加緩和をにおわす発言があるのではないかとの期待感もあったようだ。東証1部の出来高は29億2482万株、売買代金は2兆4364億円。騰落銘柄数は値上がり1592銘柄、値下がり144銘柄、変わらず44銘柄。
 
18日の東京外国為替市場のドル円相場は、日銀の貸し出し支援の増強で株価が急伸したことを受けて上昇したが、終盤は上げ一服となった。午後5時現在は1ドル=102円51~52銭と前日比76銭のドル高・円安だった。始まりは、日経平均株価の上昇や日銀の追加緩和期待を背景にドルが買われ、102円10銭前後で始まった。前半は、売買が交錯した後、午前中は模様眺めムードが強く102円前後の狭い範囲で小動きだったようだ。後半は、日銀が現行の金融政策の維持と貸し出し増加支援のための資金供給などの拡充を発表すると、株価上昇に連れ高となり、一時102円70銭台まで値を上げた。終盤は買いが一服し、102円台半ばでもみ合ったようだ。市場は、貸し出し増加支援が倍増されたことなどはサプライズという。日銀の金融政策据え置きは織り込み済みだが、マーケット参加者は基本的に世界経済回復で円安が進むとの見方で、事実確定後にドル買いで反応したようだ。
 
 
今日はトヨタと三菱重工が大きく値を上げているが、日経平均が大きく上げたのでこれは順当なところだろう。コマツもそれなりに値を上げているがトヨタ、三菱重工に比べるとややの感がある。
 
 
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