17日の日経平均株価は、GDPが相場予想に届かないなどのマイナス要因もあったが、為替の落ち着きなどを好感して3日ぶりに反発し、前週末比80円08銭高の1万4393円11銭で取引を終了した。ただ、積極的に上値を追う動きは限定的だった。東証1部の出来高は22億2632万株で、売買代金は1兆8955億円と1月20日以来、約1カ月ぶりとなる2兆円割れとなった。騰落銘柄数は値上がり1350銘柄、値下がり362銘柄、変わらず69銘柄だった。

 
週明け17日の東京外国為替市場のドル円相場は、国内景気の回復期待が後退し、売り優勢となった。ただ、午後は模様眺めとなる中、ドルは下げ渋った。午後5時現在は1ドル=101円75~76銭と前週末比08銭の小幅ドル安・円高だった。始まりは、1月の鉱工業生産の低調でドル安が進んだ海外の流れを引き継ぎ、101円50銭台で始まった。前半は実質GDP(国内総生産)伸び率が市場予想を下回り、日経平均株価が下落。ドル円も売られ、一時101円30銭台まで値を下げたが、株価が持ち直すと午前中は下げ渋った。後半は、米市場が休みとなることに加え、18日の日銀の金融政策発表を控えて積極的な取引が手控えられた。市場では、GDPの弱さを受けて、改めて追加緩和期待が浮上しているようだ。終盤には、101円70銭台まで上昇した。GDPの失速で市場の楽観ムードが冷え込む可能性もあることから、ドル円の上値が重くなるとみられている。ただ、下がったところではドル買い需要もある。日銀の緩和期待も支えになるとして、ドル円は上下に動きにくいのではないかという。
 
 
今日のトヨタは小幅な下げで引けている。もう少しドルがしっかりしないといけないようだ。三菱重工はそれなりに値を上げたが、コマツは小幅な下落で引けたようだ。
 
 
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