14日の日経平均株価は、円高傾向に嫌気し先物に売りが出たことから大きく値を下げ、前日比221円71銭安の1万4313円03銭と大幅続落。終値での1万4400円台割れは6日(1万4155円12銭)以来、5営業日ぶりの安値水準となり、この日算出された日経平均ミニ先物・オプション2月物のSQ(特別清算指数)確定値1万4536円09銭を大きく下回った。午後零時44分には、この日の安値となる1万4243円17銭(前日比291円57銭安)まで下落した。その後、買い戻しに下げ渋る場面もあったが、戻り値は重かったようだ。週末要因に伴うポジション整理の動きもあり、さえない展開となった。東証1部の出来高は28億9726万株、売買代金は2兆6504億円。騰落銘柄数は値上がり244銘柄、値下がり1490銘柄、変わらず47銘柄。
 
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、株価が下落する中、米国の連休入りを控えた調整売りなどが優勢となり、続落した。午後5時現在は1ドル=101円83~84銭と前日比28銭のドル安・円高だった。始まりは、102円10銭台で始まった。前半は、輸入企業のドル買いが入り102円40銭近くまで上昇したものの、その後は日経平均株価の下落につれてドル売りが進み、102円台を割り込んだ。後半に入ると、株価が下げ幅を拡大。米国が17日は休場で連休前ということもあり、利益確定のためのドル売り・円買いの動きが優勢になって101円60銭台まで水準を切り下げる場面もあった。欧州勢が参加し始める時間帯には、101円台後半を推移している。市場では、米経済に関し、寒波の影響や実体経済の回復状況を見極めるには、まだ時間がかかるという。また、海外勢には、アベノミクス効果が失速しているとの見方も出てきているという声もあった。
 
ドル安に弱いトヨタは今日も値を下げているがそれも仕方がないだろう。三菱重工もかなりの安値で600円台を割り込みそうだ。コマツもあまり冴えないようだ。
 
 
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