13日の日経平均株価は、昨日までの急上昇に対する警戒感から利益確定売りが続き、前日比265円32銭安の1万4534円74銭と大幅反落だった。為替相場で円が1ドル=102円台前半と強含んだことも目先の利益確定売りに拍車をかけ株価を押し下げる要因となったようだ。そんなことで午後2時47分には同311円74銭安の1万4488円32銭とこの日の安値を付けた。東証1部の出来高は23億766万株。売買代金は2兆1373億円。騰落銘柄数は値上がり233銘柄、値下がり1497銘柄、変わらず51銘柄。
13日の東京外国為替市場のドル円相場は、株価下落につれドル売り・円買いが優勢となって反落した。午後5時現在は1ドル=102円11~13銭と前日比39銭のドル安・円高だった。始まりは、もみ合いとなり、102円台半ばで始まった。1月の豪雇用統計は就業者数が減少したことなどから、前半は、対豪ドルでドルが買われ、ドル円も一時は上昇したが、日経平均株価の下落で102円台前半まで売り進まれた。後半は、材料不足の中で株価の下げ幅が拡大。ドル売り・円買いが強まり、一時102円を割り込む場面もあった。終盤は、102円前後で推移したようだ。市場では、新興国通貨をめぐるリスクは後退したものの、米経済の回復に対する不安と期待が交錯しているという。今夜発表される1月の米小売売上高が注目されており、寒波の影響で市場予想を下回る内容になると、ドル売りが進みやすいのではないかとの声も聞かれた。
今日のトヨタは大きく値を下げている。やはりドル相場に最も影響を受け易いようだ。三菱重工も大きく下げている。最も影響の小さいのはコマツだろうが、ここはアジア株頼みのようだ。
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