12日の日経平均株価は、前場に盛り上がった雰囲気がやや沈静化し、先物などへの売りに上値が重かったようだが、前営業日比81円72銭高の1万4800円06銭と3営業日続伸。終値での1万4800円台は1月31日(1万4914円53銭)以来、7営業日ぶりの高値水準となる。先物への売りで落ち込んだ後の切り返しは限定されたが、かろうじて1万4800円乗せたとなった。東証1部の出来高は23億4202万株、売買代金は2兆3740億円。騰落銘柄数は値上がり1374銘柄、値下がり319銘柄、変わらず88銘柄。
12日の東京外国為替市場のドル円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の議会証言や株高を背景に市場の警戒感が和らいで続伸した。午後5時現在は1ドル=102円50~54銭と前営業日比32銭のドル高・円安だった。始まりは、米国時間に102円台半ばまで買いが進み、102円50銭台で始まった。前半は、利益確定売りにやや弱含んだものの、中国の貿易統計の改善を受けて102円70銭近くまで上昇する場面もあった。後半に入ると、日経平均株価が上げ幅を縮小するのにつれて再び伸び悩んだ。終盤は、102円台半ばで推移したようだ。イエレン議長の証言は、量的緩和縮小の継続が改めて示され、市場の想定通りの内容となった。また、新興国混乱の米経済への影響は示されず、総じて自信を示した印象だと受け止められる。このほか、米下院が連邦債務上限を引き上げる法案を可決し、デフォルト(債務不履行)の可能性が回避されたことも、ドル円の支援要因という。投資家としては、天候要因に左右されやすい米小売売上高など、今後の経済指標の内容を見極めたいようだ。
仕事が忙しくてしばらくは株価どころではなかったが、結構動いたようだ。底辺からは回復して1万5千円を窺うようにはなったが、今後の動向次第ではまた落ち込むだろう。トヨタは小幅な上げで6千円台を守っている。三菱重工は最小限の上げ、コマツは中国経済が好調で大きく値を伸ばしている。
日本ブログ村へ(↓)