航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)は6日、訓練中の事故で休止していた曲技飛行隊「ブルーインパルス」と同じT4練習機の飛行訓練を7日に再開すると発表した。使用するのはブルーインパルスの塗装が施されず、アクロバット用の装備がない1機。訓練は離着陸などに限定する。
ブルーインパルス2機は1月29日、石巻市の金華山沖上空で飛行訓練中に接触し、機体の一部が損壊した。空自の航空安全管理隊が事故原因を調べている。松島基地は飛行訓練を見合わせ、パイロットへの事故防止教育と、事故機以外の機体の整備・点検などを進めていた。
基地は訓練再開について「パイロットの技量が低下する恐れがあるため」と説明。東松島市や県などに報告し、了承を得たという。大沼雄吉副市長は「市として事故を重く受け止めている。安全対策を徹底し、住民に不安を与えないようにしてもらいたい」と話した。
事故を起こしては困るが、そうかと言って事故を起こさないで飛行するのは不可能だろう。特にぎりぎりを狙った飛行を送り返す曲技チームはパイロットの技量・練度も最高だが、危険性も高いだろう。あの接触事故で帰還できたのはパイロットの技量によるところが大きいだろう。しかし、今後も不幸な事故が起こらないよう注意して欲しいものだ。
日本ブログ村へ(↓)