4日の日経平均株価は、米国経済の先行き不安とドル安、新興国経済不安などマイナス要素が重なったせいで、前日比610円66銭安の1万4008円47銭と大幅に4営業日続落し、安値引け。下げ幅は今年最大で、終値での1万4100円台割れは13年11月8日(1万4086円80銭)以来、ほぼ3カ月ぶり。午後零時43分に1万4118円43銭(前日比500円70銭安)まで下落。その後、いったん下げ渋ったが、先物にまとまった売り物が断続的に出て、引けにかけて円強含み推移とともに下げ基調を一段と強めた。前日の欧米株安にアジア株も軒並み安く、世界同時株安の様相を呈した。東証1部の出来高は42億3327万株、売買代金は3兆6364億円。騰落銘柄数は値上がり13銘柄、値下がり1764銘柄、変わらず3銘柄。
4日の東京外国為替市場のドル円相場は売り優勢で始まった後、買い戻される場面もあったが午後は株下落で再び売り優勢となり、一段安となった。午後5時現在は1ドル=101円08~09銭と前日比1円04銭の大幅ドル安・円高だった。始まりは、米中経済指標の悪化を受けてドル安が進み、101円20銭前後で始まった。前半は、売買が交錯し、101円05銭前後まで値を下げた後は買い戻しに101円40銭前後まで上昇した。後半は、オーストラリア準備銀行(RBA、中銀)が政策金利の据え置きを発表すると豪ドルが大きく上昇したが、ドル円への影響は限定的。その後、日経平均株価が大きく下落するとドル円も連れ安となり、一時100円70銭台まで急落する場面が見られた。欧州勢参入後はやや買い戻しが入り、101円ちょうどを挟んで小動きのようだ。市場では、投機筋が株先物に対して売りを仕掛け、追随してドル円も下振れたとされる。また、米経済の先行きへの警戒感から1月の米雇用統計が発表される7日までは神経質な相場が続くともいう。
もう全くいけない、トヨタは原価に戻ってしまった。三菱重工も大きく下げている。コマツも大幅安だが日経平均の下落を考えると仕方がないだろう。
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