3日の日経平均株価は、米国株安、ドル安で大幅に3日続落して前週末比295円40銭安の1万4619円13銭と、今日の安値に近い水準で取引を終了した。TOPIXも同24.32ポイント安の1196.32ポイントと3日続落し、終値ベースでは13年11月11日以来となる1200ポイント割れとなり、一部の業績を上方修正した銘柄を除き、ほぼ全面安商状となった。東証1部の出来高は29億2068万株で、売買代金は2兆6598億円。騰落銘柄数は値上がり162銘柄、値下がり1592銘柄、変わらず26銘柄だった。
 
週明け3日の東京外国為替市場のドル円相場は、新興国経済の先行きに対する警戒感を背景に軟調に推移した。午後も株価下落に圧迫された。午後5時現在は1ドル=102円12~16銭と前週末比38銭のドル安・円高だった。始まりは、新興国不安の再燃でドル安が進み、102円20銭台で始まった。前半は狭い範囲で値動きした後、午前中に102円40銭前後まで上昇した。後半は、日経平均株価の下落を眺めて弱含み。一時102円05銭前後まで値を下げた。終盤も、海外の金融市場を見極めたいとして様子見ムードが広がり、102円台前半で伸び悩んだようだ。市場では、新興国の国債利回りが上昇傾向にあることに加え、週末7日に発表される1月の米雇用統計の下振れへの警戒感もあるため、上値は重いとの声が聞かれた。一方、102円ちょうど付近にはドル買いのオーダーが並んでいる」として、下値は限定的と見る向きもあるようだ。
 
トヨタはドルが下げるといけないようだ。三菱重工も大幅な下落、コマツもいけない。呼応なるとどうしようもないが、これも米国の量的緩和策縮小に伴う調整だろうか。
 
 
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