31日の日経平均株価は、円が主要通貨に対して下げ渋ったことや先物への売りなどに押されて、前日比92円53銭安の1万4914円53銭と続落。終値での1万5000円台割れは今月28日(1万4980円16銭)以来、3日ぶり。一度は切り返したが、その後また軟化して大口の先物売りに押され、午後2時5分には、この日の安値となる1万4764円57銭(同242円49銭安)を付ける場面があった。売り一巡後は、買い戻しや押し目買いを支えに、引けにかけ下げ渋りの流れとなった。東証1部の出来高は30億8084万株、売買代金は2兆8427億円。騰落銘柄数は値上がり694銘柄、値下がり948銘柄、変わらず138銘柄。
 
31日の東京外国為替市場のドル円相場は、新興国経済への警戒感がくすぶる中、午後には株価が弱含んだため売り優勢となったが、欧州勢参入後はやや戻している。午後5時現在は1ドル=102円50~50銭と前日比15銭のドル高・円安だった。始まりは、底堅い内容の米GDPなどを受けドル買いが強まったことなど、前半は実需筋のドル買い・円売りに102円90銭台まで上昇した。消費者物価、失業率など朝方発表の国内指標への市場の反応は限定的だった。中国が旧正月で休場となり全般的に流動的に乏しい中、後半に入ると日経平均株価が伸び悩むにつれドル売り・円買いが優勢となり、102円30銭台まで水準を切り下げる場面も見られた。しかし、終盤にはやや買い戻されたようだ。新興国の株価も引き続き下げムードが強く、リスクオフの地合いが続いている。市場では、来月7日の1月の米雇用統計発表までの間、大きな取引は手控えられるとの読みがあるようだ。また、新興国経済への懸念がなかなか消えないようで新興各国の通貨防衛策の動きが注目されるとの声も出ていた。
 
今日のトヨタはさらに値を落として引けている。6000円台からかなり遠のいたがこの時期またあげる時はあっという間に上がるので株価の上下には一喜一憂しても仕方がないだろう。三菱重工も値を落として引けているがコマツだけが無闇と元気が良いようだ。
 
 
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