24日の日経平均株価は、ドル安に端を発した値下がりが拡大し、全面安の状況で大きく値を下げ、前日比304円33銭安の1万5391円56銭と大幅続落。終値での1万5400円台割れは13年12月17日(1万5278円63銭)以来の安値水準となる。その後も株価指数先物売りを交え、再び下げ幅を拡大し、午後零時44分に1万5390円25銭(前日比305円64銭安)まで押し戻された。その後、下げ渋る場面もあったが、円上昇につれて先物にまとまった売り物が断続的に出て一段安。午後2時43分には、この日の安値となる1万5288円32銭(同407円57銭安)まで下押した。引けにかけて切り返したが、戻りは限定された。東証1部の出来高は31億7493万株、売買代金は3兆809億円。騰落銘柄数は値上がり115銘柄、値下がり1620銘柄、変わらず44銘柄。
 
24日の東京外国為替市場のドル円相場は、中国など新興国への懸念が広がり、下落した。ただ、欧州勢が参入する終盤には買い戻された。午後5時現在は1ドル=103円35~38銭と前日(午後5時、104円33~34銭)比98銭のドル安・円高だった。始まりは、中国や米国などのさえない指標でドル安が進み、103円40銭前後で始まった。前半は、輸入企業の買いが優勢で午前中に103円60銭近くまで値を上げた。後半に入ると、日経平均株価が下げ幅を拡大させたことから再び売りが強まる展開。ただ、28、29両日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることから、下げ渋った。終盤は、103円40銭前後で推移したようだ。アルゼンチンで物価上昇を嫌気して通貨安が進んでいるほか、中国でも信用不安が指摘されており、新興国経済の先行きに対する警戒感が強まっているという。
 
 
今日のトヨタは大きく値を下げて引けている。ドルが弱いとやはり嫌気されるようだ。三菱重工も大幅な値下がりで700円台を割り込んでしまった。コマツも中国の景気が冴えないせいかやはり大きく値を下げている。
 
 
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