今日も職場往復ツーリングに終わった。どうも時間がなくてどこにも行けそうにない。これも宮仕えゆえのことと諦めるしかない。帰りがけに自宅近くの自動車道にあるパーキングに寄ってみた。
 
 
ここはバイク乗りが集まるポイントだという。そのせいか今日もバイクがずい分と集まっていた。目を引いたのは隼の一群だった。7、8台もいただろうか。隼ばかりが集まると壮観と言えば壮観だ。パーキングスペースはずい分と混雑していて止めたら出られなくなりそうだったが無理やり押し込んだ。ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ、HD、BMW、その他レトロなビッグバイクがひしめいている。
 
 
わが400Xなどかすみそうだが、結構図体がでかいせいかビッグバイクに並んでもそうは引けを取らないようだ。VMAXやHDを改造した三輪車も交じっていた。これもなかなか異様な感じがする。天気が良かったせいか出ていくバイクも多いが、入ってくるバイクも多い。バイクの展示場のような感がある。ここで1時間も見ていれば世間に出ているビッグバイクをほとんど見られるだろう。そうはいってもそんなに暇でもないが、・・・。
 
 
しかし、見ているのもなかなか楽しいことは事実だ。しばらくして自分が出る時に込み入った駐車スペースを縫って誘導路に出ようとしたが、頭を出したところが狭い誘導路から出口に向かうには大角度の転回をしなくてはいけなくなってしまった。
 
 
誘導路の幅も4メーターくらいしかなくゆっくりと大きく右回りに出ようとするとこける可能性がある。そうかと言って思い切りアクセルを開けてバイクを倒して小さく回るにもなかなか難しそうだ。バイクを押して道路を渡ってそこから走り出せばいいのだろうが、ど素人とはいえバイク乗りの端くれ、そんなことはプライドが許さない。
 
 
かって自動車学校で検定前に特訓したスラロームの技を使って、・・・ともう一度先を見るとなんだかギャラリーがみんなこっちを見ている。あの体勢からどう出ようというのか見ているのだろうか。
 
 
それではとバイクをちょっと前に出すと思い切りハンドルを右に切り込むと同時に車体を右に倒し、アクセルをぐっと開けると400Xは見事に出口に向いた。後はアクセルを開けて出口に向かって一直線だった。ギャラリーの中には拍手しているのがいたようでその姿がバックミラーに映ったのでうまく決まったのだろう。ちょっと鼻が高かった。でもこけなくて良かった。きっとそれを期待しているのもいただろうから。
 
 
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