10日の日経平均株価は、円安傾向などに押されて値を上げたが、その後利益確定などに押し戻され、前日比31円73銭高の1万5912円06銭と反発。終値での1万5900円台は8日(1万6121円45銭)以来、2日ぶりの高値水準となる。その後は総じて方向感に乏しく、前日終値近辺でもみ合ったが、引けにかけては買い戻しや押し目買いを支えに強含んだ。東証1部の出来高は32億6471万株、売買代金は2兆9337億円。騰落銘柄数は値上がり842銘柄、値下がり793銘柄、変わらず143銘柄。なお、日経平均ミニ先物・オプション1月物のSQ(特別清算指数)確定値は1万5784円81銭。
 
 
10日の東京外国為替市場のドル円相場は、12月の米雇用統計の結果待ちのムードが強い中、小幅高にとどまった。午後5時現在は1ドル=104円94~95銭と前日比08銭のドル高・円安だった。始まりは、ドル円が値動きに乏しかったことから、104円80銭台で始まった。前半は実需の買いで小幅上昇した後、横ばい圏で推移。2013年の中国貿易総額が初めて4兆ドルを突破したが、市場への影響は限定的だった。後半は、日経平均株価の堅調を受けてドル円も強含み、終盤には一時105円近辺まで値を上げたが、市場の様子見姿勢は強く、伸び悩む展開となっている。市場の注目は、欧米時間に発表される米雇用統計に集中している。市場の期待が高まっており、25万~30万人増程度ならば、ドル買い材料になるとみられている。
 
 
今日のトヨタは小幅な反発、ドルがさほど伸びなかったせいだろうか。三菱重工は変わらず、コマツは小幅な下落でそれぞれ各様だった。
 
 
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