27日の日経平均株価は、ドル安などで売りが先行していたが、その後は押し目買いなどで値を戻して、前日比4円50銭高の1万6178円94銭と小幅ながら8日続伸し、6日連続の年初来高値更新となった。8日連続高は、2月28日-3月11日以来、約9カ月ぶり。一方、TOPIXは前日比10.73ポイント高の1290.07ポイントと3日続伸し、連日で年初来高値を更新した。東証1部の出来高は26億4990万株、売買代金は2兆2190億円。騰落銘柄数は値上がり1515銘柄、値下がり201銘柄、変わらず60銘柄。
27日の東京外国為替市場のドル円相場は、株高や日米金利差の拡大が意識されたことを受け、一時1ドル=105円台に乗せるなど、底堅く推移した。午後5時現在は1ドル=104円68~70銭と前日比08銭の小幅ドル安・円高だった。始まりは、もみ合い気味で値動きのない相場で、104円90銭台で始まった。中盤は、年末で輸入企業の買いが入ったことから、約5年2カ月ぶりのドル高・円安水準となる1ドル=105円05銭を付けた。その後は株価が伸び悩むにつれてややドル安に振れたが、104円90銭前後で推移した。後半も、引けにかけて日経平均株価が堅調となったため、ドル円の下値は底堅く、104円台後半で推移しているようだ。市場では、年明けまで緩やかな円安基調が続くとみられている。ただ、米金利がさらに上昇すると、株価下落や利上げ観測によるリスクオフになりやすいとも言う。
今日のトヨタはドルが安定しているせいかしっかり値を上げて引けている。三菱重工はさらに大きく値を上げた。コマツだけが極めて小幅な動きに止まっているのは中国との関係が危ういからだろうか。
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