26日の日経平均株価は、円安に加えてNISA資金の流入観測もあり、幅広く買われて、前日比164円45銭高の1万6174円44銭と7日続伸。終値ベースで5日連続で年初来高値を更新した。終値ベースでの1万6100円台は07年11月6日以来の高水準となる。また、TOPIX(東証株価指数)は同21.16ポイント高の1279.34ポイントと続伸し、終値ベースで5月22日に付けた年初来高値1276.03ポイントを更新した。物色動向が前日までの指数寄与度の高い一部銘柄から変化したこともあり伸び悩む場面もみられたが、需給改善による先高期待を背景に引けにかけ強含んだ。東証1部の出来高は26億5712万株。売買代金は2兆1833億円。騰落銘柄数は値上がり1620銘柄、値下がり120銘柄、変わらず29銘柄。
26日の東京外国為替市場のドル円相場は、株高を背景に世界経済への期待感からドル買い・円売りが優勢となって続伸した。午後5時現在は1ドル=104円76~77銭と前日比36銭のドル高・円安だった。始まりは、クリスマス休暇で海外市場の参加者が少ない中、前日上昇した流れを引き継いで104円50銭台で始まった。中盤は、日経平均株価が上げ幅を拡大するにつれて一時104円85銭まで上昇し、約5年2カ月ぶりのドル高・円安水準を更新。その後は104円70銭台で推移し、午後に入ってもドルの下値は底堅かった。その後、堅調な株価を眺めながら再び104円80銭台に乗せる場面もあった。市場では、米経済指標の発表内容によっては、景気回復期待が高まって年内に105円台に乗せる可能性もあるとの見方が出ている。安倍首相の靖国神社参拝に関しては、現時点で市場では材料視されていないが、外交をめぐる経済への影響など、今後の行方は不透明だという。
今日のトヨタはドル高に押されて大幅な上昇だった。三菱重工も大きく値を上げているが、靖国問題で中国との関係悪化が憂慮されることが懸念材料なのかコマツは小幅な伸びにとどまり波には乗れなかったようだ。
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