20日の日経平均株価は、円安傾向と利益確定売りが拮抗したが、辛うじて押し勝って、前日比11円20銭高の1万5870円42銭と小幅ながら4日続伸。高値引けとなり、連日で年初来高値を更新した。東証1部の出来高は25億5551万株、売買代金は2兆3670億円。騰落銘柄数は値上がり574銘柄、値下がり1059銘柄、変わらず142銘柄。
 
20日の東京外国為替市場のドル円相場は、米量的緩和縮小を背景にした先高観が継続して続伸基調となり、欧州勢参入後も高値圏で推移している。午後5時現在は1ドル=104円42~46銭と前日比45銭のドル高・円安だった。始まりは、前日の海外市場で米金利が上昇したことを背景にドル高が進み、104円60銭目前まで上昇した。前半も輸入企業の買いで強含み、後半は一時104円50銭台を付けた。日銀総裁の会見には反応薄ながらも、終盤には104円50銭近辺で推移したようだ。市場では、ドル買い材料は出ていないが、対円での先高観が相場を下支えしているとされている。また、中国の短期金利上昇などで世界全体ではリスクオンになり切れておらず、ここから買い上がるのも難しいとの指摘もあった。
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに下げているが、おととい一番値を上げたコマツの下げ幅が大きいようだ。まあ株価ももう少し状況が変化しないと15500円辺りが上限かも知れない。
 
 
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