住友重機械工業(東京)が、自衛隊に納入した機関銃の検査データを改ざんしていた問題で、防衛省は18日、自衛隊が保有する機関銃のうち、少なくとも約5350丁が不正納入されたものだったことを明らかにした。

同省は改修ができる機関銃については修理を求めるとともに、同社を5か月間の指名停止処分にした。

同省によると、データが改ざんされていたのは2種類の機関銃。性能を確認する試験の際に、耐久性などのデータを改ざんし、同省が要求した水準を満たしたことにして納入していた。こうした不正納入は1974年度から行われ、陸自などは現在でも不正納入された約5350丁を保有しているという。

これらとは別の機関銃についても、抜き取り検査の試験成績書にウソを書き込む手口で、性能が低い製品を納めていたケースがあったという。
 
 
中韓のことを笑えないなあ、こういうことがあると。自動火器は日本が遅れている分野だが、それなりに努力をして作ってもらわないと命を預けて使う方がたまらない。少量生産で採算が合わないことからこういうことになるんだろう。「そんなこと言うならもう発注してくれなくて結構です」と言われるとそれも困るのだろうが、企業としての良心はどこに行ったのだろうか。
 
 
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