18日の日経平均株価は、円安傾向で先物に買いが入ったことが大きく株価を押し上げ、前日比309円17銭高の1万5587円80銭と大幅続伸し、ほぼ高値引け。終値での1万5500円台は11日(1万5515円06銭)以来、5営業日ぶりとなる。一時、足踏みした株価も、先物に大口買いが入ったことをきっかけに上げ幅拡大の流れとなり、午後2時57分には、この日の高値となる1万5588円42銭(同309円79銭高)を付ける場面があった。東証1部の出来高は25億2873万株、売買代金は2兆4275億円。騰落銘柄数は値上がり1148銘柄、値下がり469銘柄、変わらず155銘柄。
18日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の金融政策の結果発表待ちで小動きとなった。欧州勢参入後も動きの乏しい展開となっている。午後5時現在は1ドル=102円99銭~103円03銭と前日比05銭の小幅ドル高・円安だった。始まりは、ポジション調整でドル安が進み、102円60銭台で始まった。日経平均株価の上昇を受けて102円90銭前後まで上昇した後、中盤過ぎには売り戻される場面も見られたが、午前中は総じて堅調に推移した。後半は、103円ちょうどを挟んでもみ合い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に様子見ムードが強まった。終盤も目立ったフローは見られず、103円前後の狭い範囲で値動きしているようだ。市場では米量的緩和の縮小は織り込み済み。今回のFOMCで決定したとしても、株式市場の反応は限定的でドルの下値も底堅いだろうとみられている。ただ、緩和縮小も重要だが、フォワードガイダンスが示されるかどうかがポイントになる。ガイダンスが見送られれば、ドル安に傾くとの声もあった。
今日のトヨタは大きく値を上げている。ドルが強いと調子が良いようだ。三菱重工はさらに高値、そしてコマツが最も値上がり幅が大きかった。
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