16日の日経平均株価は、円高傾向や先物への売りで大幅反落し、前週末比250円20銭安の1万5152円91銭で取引を終了。後半はやや持ち直したものの先物への売りでとどめを刺された。東証1部の出来高は22億4556万株、売買代金は1兆9545億円。騰落銘柄数は値上がり180銘柄、値下がり1527銘柄、変わらず66銘柄だった。
16日の東京外国為替市場のドル円相場は、17、18両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて利益確定売りが広がり、下落した。午後5時現在は1ドル=102円86~87銭と前週末比73銭のドル安・円高だった。始まりは、調整的なドル売りが進んだことから、103円20銭台で始まった。午前中は、12月のHSBC中国製造業PMIが市場予想を下回ったことを材料にクロス円の売りに連れ安となり、ドルは102円80銭台まで下落した。後半も、弱含む展開が続き、一時102円60銭台まで値を下げた。終盤になっても、日経平均株価やアジア株、米株先物などが軟調に推移していることから上値は重く、102円80銭前後でもみ合っているようだ。市場では、FOMCの結果が出るまでは、大きく取引を傾けにくいようだ。米量的緩和の縮小開始は、市場の中心予想では相変わらず来年3月。ただ、12月開始への警戒感は強いという。
今日はドルが下げてトヨタ、三菱重工が大きく下げている。コマツも下げているが、こちらはアジア株安のためだろうか。
日本ブログ村へ(↓)