北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞(電子版)は14日、金正恩(キムジョンウン)第1書記の叔父で、政権ナンバー2だった張成沢(チャンソンテク)氏の処刑に関する記事を掲載した。
最高指導者に挑戦する者は、「たとえ血を分けた肉親でも、ためらわず銃口を突きつける」と指摘、親族の処刑を正当化した。また、張氏を「政権欲に狂った」と非難した上で、正恩氏に向け、「我々はあなたに最後まで忠実です」などと記し、絶対服従を呼びかける内容となった。
一方、朝鮮中央通信は14日、正恩氏が朝鮮人民軍の「設計研究所」を視察したと伝えた。随行者の中で筆頭に紹介されたのは、崔竜海(チェリョンヘ)軍総政治局長(63)だった。同日の労働新聞には、1950年代に金日成(キムイルソン)主席を政敵から守った崔氏の父・崔賢(チェヒョン)元人民武力相の功績をたたえるかのような記述があり、張氏粛清後、崔氏の存在感が増していることをうかがわせた。
邪魔な奴は残虐な方法で殺して見せしめにしてしまう。今時恐ろしい国があったものだ。金正日の側近はほとんど消されてしまったらしい。自分好みの体制を作ろうとしているようだが、どうなることだろうか。力で押さえつける者は何時か力で滅ぼされる。かの国が何時まで続くか分からないが、瀬戸際を一歩誤れば国がなくなることを理解しているのだろうか。
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